BioVerde

細胞・組織保存液の販売・研究開発
株式会社バイオベルデ

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常識にとらわれない新しい発想で、人々の豊かな暮らしに貢献する
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よくある質問

お客様より寄せられるよくある質問を掲載しております。

 

クライオスカーレスDMSOフリー

Q1. プログラムフリーザーを使用するのでしょうか?

A. プログラムフリーザーを使用しなくても凍結保存できます。

 

Q2. ヒトがん細胞を保存する際、どのような容器で凍結させたらよいですか?

A. 滅菌クライオチューブをご使用ください。

 

Q3. 市販の凍結処理容器を用いることは可能でしょうか?

A. ご使用していただいても問題なく保存できます。

 

Q4. 全量使用できなかった場合、余った分はどのような保存方法が推奨されるのでしょうか?

A. コンタミネーションに注意しながら、冷蔵で保存し、お早めにご使用ください。

 

 

ステムセルキープ

Q1. ガラス化保存とは?

A. ガラス化凍結法は,細胞を液体窒素に直接急速浸漬するなどして水の結晶化を防ぎ,非晶質のガラス状態で凍結する方法です。水の体積膨張がないため,細胞へのダメージが少ないという利点があります。霊長類のES / iPS細胞は,通常の凍結法では解凍後の生存率が非常に低いため,ガラス化凍結法が推奨されています。しかしながら,ガラス化には高い溶質濃度を必要とするため,溶質による細胞毒性が高くなりやすいという問題があり,毒性の低い凍結保存液の登場が待ち望まれていました。

 

Q2. StemCell KeepでiPS細胞を保存する際にどのくらいの細胞の塊を保存できるのでしょうか?細胞数が多い場合は、StemCell Keepの量を200ulではなく1mlへ量を増やして使用可能でしょうか?10の5乗個くらいのがん細胞を保存したいのですが、小分けにして保存するしかないのでしょうか?

A. iPS細胞の場合、10⁶以上の細胞を200uLでガラス化保存できます。従って10⁵個程度のガン細胞なら小分けせずに200ulで保存できるモノと考えております。ただし、細胞によって生存率は異なりますので、確実なことは言えない点ご注意ください。

 

Q3. 細胞とStem Cell Keepを混和してから厳密に1分間で、液体窒素で凍結することが不可欠でしょうか?また、1分以上のデータをお持ちでしょうか?

A. DAP213とEG+スクロース、EG+スクロース+PLLを用い、30秒と120秒で細胞毒性を検証しております(文献:2011Cryobiology)。細胞毒性が低いとはいえ、凍結するまでの間隔は短いほうが良いですので、生存率を高められたいようでしたら、1分を目安に、できるだけ早く凍結していただくことをお勧めいたします。

 

Q4. 細胞のペレットとStem Cell Keepを混和する際、培地を完全に取り除く方が良いのでしょうか?それとも少し残っていた方が良いのでしょうか?

A. 完全に培地上清を取り除いたほうが良いと思われますが、SNLフィーダー細胞にまいたiPS細胞を凍結する時に、上清を吸引するとペレットの粘性で吸い込まれることがありますので、5~10μLくらいは残す場合もあります。

 

Q5. Stem Cell Keepは使用時もon iceで行う必要がありますか?

A. 特に絶対必要ではありません。お勧めするという意味です。

 

Q6. Stem Cell Keepと細胞をよく混和とあるが、ピペッティングで良く混ぜて良いのか。

A. StemCell Keepが細胞とまんべんなく混和するようによくピペッティングしてください。ただし、コロニーをばらばらにしてしまわないように緩やかにピペッティングしてください。

 

Q7. ガラス化に失敗すると溶液が白く濁る原因について詳しく教えてください。

A. ガラス化は水の結晶化を抑えたまま固化する現象ですので、透明な固体となります。一方、ガラス化に失敗した場合は結晶化しますので、白濁します。StemCell Keepでは極端な量(例えば0.5mL以上など)や液体窒素を使用しないでフリーザーで凍結するといった間違った使用法を取らない限り、ガラス化に失敗して白濁するようなことは恐らくないと思われます。

 

 

セリオキープ

Q1. 製品使用時に抗生物質を添加しても問題ないでしょうか?

A. 抗生物質の添加は問題ないと考えられます。

 

Q2. 組織の施設間の輸送時などに1-2日程度密封状態で使用しても問題ないでしょうか?

A. 冷蔵(4~10℃)であれば、問題ないと考えられます。

 

Q3. 取扱説明書には、『保存剤(EGCG)の入った付属のマイクロチューブに本製品約0.5 mlを無菌的に入れて溶解し、全量をセリオキープのボトルに戻して撹拌する。』とありあますが、溶解させる際はマイクロチューブを軽く振る程度で溶解しますでしょうか。それとも、何か器具等が必要でしょうか。

A. 軽く振っていただくか、ピペッティングするだけで、容易に溶解します。

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News

  • 2022年8月9日

    当社の事業が化学工業日報に掲載されました。

  • 2022年6月29日

    当社の事業が日経産業新聞に掲載されました。

  • 2022年6月21日

    当社の事業が日本経済新聞に掲載されました。

  • 2022年6月21日

    ニュースリリース:低温保存液に関するHeartseed株式会社との共同開発契約の締結(詳細は以下PDFをご覧ください)

  • 202110月5日

    ニュースリリース:新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活化効果を実証 (詳細は以下PDFをご覧ください)

  • 20215

    CryoBovシリーズが日本経済新聞およびに日刊工業新聞に掲載されました。

  • 20215

    ウシ受精卵(胚)凍結用CPLL溶液    CryoBov for Embryoの販売開始

  • 20215

    ウシ精液凍結用CPLL溶液     CryoBov for Spermの販売開始

  • 20215

    高純度EGCg含有 お口のエステにESTINY(エスティニー)の販売開始

  • 20175

    新しく論文を掲載しました。

  • 2013年2月

    ヒト組換え体タンパク質
    IBUKI(Human Basic Fibroblast Growth Factor Recombinant)の販売開始

  • 2012年4月

    組換え体ヒト血清リコンビナント
    IBUKI(Human Serum Albumin Recombinant)の販売開始

  • 2010年7月

    霊長類 ES / iPS 細胞用ガラス化
    凍結保存液ステムセルキープの販売開始

  • 2009年4月

    細胞用凍結保存液クライオスカーレス
    DMSOフリーの販売開始

  • 2006年10月

    皮膚組織用冷蔵保存液セリオキープの販売開始

低温保存液に関するHeartseed株式会社との共同開発契約の締結
当社の低温保存技術のHeartseed株式会社が開発中のヒトiPS細胞由来心筋細胞への適用可能性について検討する新たな用途開発を共同で進めることになりました。
News Release_20220621.pdf
PDFファイル 966.0 KB
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活化効果を実証
EGCgを使用したタブレット・ハードカプセルにおいて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に不活化効果を実証しました。
ニュースリリース_20211005.pdf
PDFファイル 582.2 KB
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