再生医療の研究に最適な動物由来成分フリーの組換え体タンパク質
IBUKI ™ (Human Serum Albumin Recombinant)

IBUKI ™はイネ(Oryza sativa)の胚乳中で産生したアニマルフリーの組換え体ヒト血清アルブミン(Human Serum Albumin Recombinant:rHSA)です。
ヒト血清から精製した天然アルブミンと同等の構造、特性、生理活性を有しています。
植物で産生しているため動物由来成分は含まず、ウィルスやプリオン汚染の心配もありません。
【特徴】
●イネにHSA遺伝子を導入し、種子である米に組換え体タンパク質を大量に蓄積させる技術を用いて産生しています。
●HSA全長タンパク質として発現しており、天然型と同様の分子量、等電点(pI)を示します。糖鎖付加もありません。
●ヒトおよび動物由来アルブミン代替品として、細胞培養や細胞の保存、ワクチン研究など各種用途に使用できます。
●天然型HSAと同様に培地添加物として使用できます。脂肪酸や毒性のある成分から細胞を保護し、細胞膜を安定化し、浸透圧を維持して細胞の培養状態を良好にします。
●ロット間差がなく、安定した活性を示します。

●純度 99.0%以上
a) RP-HPLCによる測定
b) SDS-PAGEによる測定

●使用法
PBS(10ml)にIBUKI(1.0g)を溶かし、100mg/mlのストックソリューションとして準備する。
ストックソリューションはフィルター滅菌(0.22μm)し、-20℃で保存する。
ストックソリューションは、培地もしくはPBSで目的とする濃度に調整する。
※本製品は研究用です。臨床用途には使用できません。
※本製品はフナコシ株式会社より販売しています。
お知らせ
News-
2022年8月9日
当社の事業が化学工業日報に掲載されました。
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2022年6月29日
当社の事業が日経産業新聞に掲載されました。
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2022年6月21日
当社の事業が日本経済新聞に掲載されました。
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2022年6月21日
ニュースリリース:低温保存液に関するHeartseed株式会社との共同開発契約の締結(詳細は以下PDFをご覧ください)
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2021年10月5日
ニュースリリース:新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活化効果を実証 (詳細は以下PDFをご覧ください)
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2021年5月
CryoBovシリーズが日本経済新聞およびに日刊工業新聞に掲載されました。
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2021年5月
ウシ受精卵(胚)凍結用CPLL溶液 CryoBov for Embryoの販売開始
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2021年5月
ウシ精液凍結用CPLL溶液 CryoBov for Spermの販売開始
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2021年5月
高純度EGCg含有 お口のエステにESTINY(エスティニー)の販売開始
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2017年5月
新しく論文を掲載しました。
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2013年2月
ヒト組換え体タンパク質
IBUKI(Human Basic Fibroblast Growth Factor Recombinant)の販売開始 -
2012年4月
組換え体ヒト血清リコンビナント
IBUKI(Human Serum Albumin Recombinant)の販売開始 -
2010年7月
霊長類 ES / iPS 細胞用ガラス化
凍結保存液ステムセルキープの販売開始 -
2009年4月
細胞用凍結保存液クライオスカーレス
DMSOフリーの販売開始 -
2006年10月
皮膚組織用冷蔵保存液セリオキープの販売開始