CryoBov™ for Sperm
従来法からグリセリンを半減することにより, 細胞毒性を低減しています。
精子頭部膜の正常性や融解後時間経過による運動精子の割合が高く維持されます。
無菌試験により細菌,真菌の混入がないことを確認しています。
実験例
現地実証試験による受胎率評価の結果
従来法(グリセリン)とCryoBov™ for Spermを使用した新規法(グリセリン50%低減, CPLL含有)の人工授精受胎率を比較した。複数の農場での295頭(従来法134頭, 新規法161頭)の結果, 従来法では52.99%で, 新規法では63.99%の受胎率と10%以上の向上が見られた。
CryoBov™ for Embryo
実験例
現地実証試験による受胎率評価の結果
採卵した体内受精卵を凍結し, 液体窒素内で1週間以上保存後, 移植に使用した。体内受精卵を従来の保存液とCryoBov™ for Embryoを使用した保存液(新規法)で凍結し, 黒毛和種とホルスタインで試験を行った。移植後, 40~50日後に妊娠鑑定を行い, 受胎率を確認した。黒毛和種の81頭(従来法を31頭、新規法50頭)で評価した受胎率は, 従来法29.03%, 新規法50.00%であった。採卵した黒毛和種の体内受精卵をホルスタイン61頭で評価した受胎率は, 従来法33.33%, 新規法39.53%であり, CryoBov™ for Embryoを用いることで受胎率を増加することが確認できた。
NOTE
お知らせ
News-
2022年8月9日
当社の事業が化学工業日報に掲載されました。
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2022年6月29日
当社の事業が日経産業新聞に掲載されました。
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2022年6月21日
当社の事業が日本経済新聞に掲載されました。
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2022年6月21日
ニュースリリース:低温保存液に関するHeartseed株式会社との共同開発契約の締結(詳細は以下PDFをご覧ください)
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2021年10月5日
ニュースリリース:新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活化効果を実証 (詳細は以下PDFをご覧ください)
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2021年5月
CryoBovシリーズが日本経済新聞およびに日刊工業新聞に掲載されました。
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2021年5月
ウシ受精卵(胚)凍結用CPLL溶液 CryoBov for Embryoの販売開始
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2021年5月
ウシ精液凍結用CPLL溶液 CryoBov for Spermの販売開始
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2021年5月
高純度EGCg含有 お口のエステにESTINY(エスティニー)の販売開始
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2017年5月
新しく論文を掲載しました。
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2013年2月
ヒト組換え体タンパク質
IBUKI(Human Basic Fibroblast Growth Factor Recombinant)の販売開始 -
2012年4月
組換え体ヒト血清リコンビナント
IBUKI(Human Serum Albumin Recombinant)の販売開始 -
2010年7月
霊長類 ES / iPS 細胞用ガラス化
凍結保存液ステムセルキープの販売開始 -
2009年4月
細胞用凍結保存液クライオスカーレス
DMSOフリーの販売開始 -
2006年10月
皮膚組織用冷蔵保存液セリオキープの販売開始