キャンピングカー生活でペットが脱走!?体験談から学んだ安全対策とは

キャンピングカーでペットと暮らすのは憧れますが、実は「目を離したすきに外の世界へ脱走する」といったハプニングも少なくありません。

特に高速道路の休憩中や自然の多いキャンプ場など、ちょっとした油断が脱走につながることもありますね。

今回は実際にキャンピングカー生活を送る仲間が体験した3つの脱走エピソードと、その原因や具体的対策を詳しくご紹介します。

「うちの子は大丈夫!」と思っている方も多いと思いますが、ペットと一緒にキャンピングカーで回る場合の参考になりましたら幸いです。

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キャンピングカー生活:ペットの課題

キャンピングカー生活でのペットとの暮らしは楽しいものですが、意外と悩むところも多いんです。

例えば私たちの場合、猫3匹(ミケ、シロ、クロ)がいるんですが、日本一周の旅に出るにあたっては連れて行った場合のシミュレーションを頭の中で何度もした結果、「連れて行かない」といった選択をしました。

理由は「彼らの安全が第一」だからです。

ラグの上で並んで眠る三匹の猫(三毛、白、黒)
わが家の大切な猫3匹。旅には連れて行かないけど仲良く眠る姿をいつでも思い出す。

キャンピングカーの移動中や初めての環境だと、猫たちの結構ストレスを感じてしまうと思いましたし、そもそも私たちも初めての長旅で、そんな中では十分なケアを出来ないし、何か自分たちだけのために連れて行くことになってしまう、みたいなという想いもありました。

夫とも相談して、最終的に、私たちのためではなく「彼らの安全のため」に、私の実家に預けることにしました。ペットと離れ離れになるのは辛いですが「彼らが安心して過ごせるスタイル」「私たちも安心できるスタイル」を選んだ、ということになります。

これはあくまで私たちのケースであって、
実際キャンピングカー仲間の中には、ペットを一緒のファミリーも多いんですよ!

以前、道の駅で知り合ったトムさん(アメリカでキャンピングカー生活をしてきたベテラン)と話をしても、「ペットと一緒に回る人、凄く多いと思うよ。計画的な休憩は必要だけど、十分なケアができればこんな楽しい旅はないと思う」と教えてくれました。

トムさんも実は愛犬(ジョーイ)と一緒にキャンピングカーで回っていて、でもジョーイが高速道路の休憩エリアで脱走した、という過去があります。話しを聞くと、最終的には見つかったことは分かっていても、その時のトムさんの悲壮感が伝わり、聞いてるだけで手に汗がじわっと出てくるほど。

今では笑い話になってますが、ペットと一緒だと一度はそうした体験もあるのでしょう。

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1)高速道路休憩中に愛犬が脱走!

ではここからは、親しくなったキャンピングカー仲間から聞いた「ペットの脱走」3つのエピソードを紹介したいと思います。

もう聞いてるだけでこちらも冷や汗が出てきますが、ペットと一緒に回っている方に参考となりましたら幸いです。

突然の脱走!その瞬間はどうだったのか

そのご夫婦(Aさん夫妻)は、ある県で参加してみたキャンピングカー愛好家の交流イベントで知り合いました。愛犬のパグと一緒に日本を巡っていたそうです。

サービスエリアを散歩する女性とパグ犬
高速道路のサービスエリアにて。Aさん夫妻の愛犬も、こうして一緒に歩くことが日常だったそう。

途中のサービスエリアで休憩していたとき、奥さんが犬のために水を準備し、旦那さんが車の扉を開けたちょっとした隙に、愛犬がスルッと外に飛び出してしまったんだとか。

「扉を開けたのはほんの数秒で、まさかあんなに素早く出ていくとは思いませんでした」と奥さんは言っていました。

そのパグちゃん、普段はおとなしくて落ち着いていたのに、サービスエリア特有のにぎやかな音や匂いに興奮してしまったようです。Aさん夫妻はびっくりしてすぐに周りを探し始めたそうですが、心細かったのは広いエリアの中でどこから手をつけていいのかわからなかったこと。

ペット好きならこの焦る気持ち、すごくよくわかりますよね。

見つかるまでのハラハラの時間

Aさん夫妻は見失った愛犬を探して、サービスエリア内を全力で走り回ったそうです。

勿論、他の利用者に声をかけて「白黒のパグが走っていなかったか」と聞き回ったり、スタッフさんにも協力をお願い。他の場所で車中泊をしていたキャンピングカーの仲間も一緒に探してくれるなど、周りの協力が本当に心強かったとのこと。

最終的にパグちゃんが見つかったのは駐車エリア内の草むら。なんと車の音が怖くなって飛び出した後、そこに隠れてジッとしてたみたいです。

無事に見つかって本当に良かったですよね!
奥さんがその場で涙してしまったそうですが、聞いているこちらも胸がいっぱいになりました。

再発防止のためのポイント

この経験からAさん夫妻は「ペットは何がきっかけで脱走するかわからない」と真剣な目で私に言いました。その後は同じことが起きないよう、以下のような対策を実践しているそうです。

  • ハーネス&リードを常に着用:車の中にいる時でも、ドアを開ける前にしっかりリードをつけておくことで不意の脱走を防ぐ。
  • キャリーケースの活用:サービスエリアでの移動はキャリーケースで。ペットが安心できる空間を作るのが大切。
  • ペット用GPSタグ:迷子になった際にすぐ居場所がわかる。(このお話を聞いて、私たちも購入を検討しました!)

Aさん夫妻のパグちゃんのその後ですが、やんちゃな性格を見越して、特にドライブ中の広い駐車場では常にキャリーに入れて安心感を与えたり、窓や扉の開閉に細心の注意を払っているそうです。

ペットへの安全管理は工夫次第なんですよね。

キャンピングカー生活の楽しさも感じつつ、
こうした小さな「危険」を回避する努力を続けるAさん夫妻を見て、私もとても勉強になりました。

2)キャンプ場でペットが行方不明!

キャンプ場ってペットにとっても楽しい場所ですよね。

自然が広がっていて、鳥の声や風の音、時には小さな虫や動物たちもいて、きっとペットたちも冒険心をくすぐられるんだと思います。でもそのせいで予期せぬ出来事が起こることもあるんです。

続いてはそんなキャンプ場でのペットの行方不明エピソードのご紹介。こちらはキャンプ場で偶然お隣さんとなり仲良くなったBさんの話なんですが、非常に印象深かったのでぜひ共有したいと思います。

油断が招いた?!静かなキャンプ場での出来事

ある日、そのBさん一家が北海道のとあるキャンプ場に滞在していたときのこと。風が気持ちいい夏の昼下がり、ご家族はタープの下でくつろぎタイム。

愛犬の「ハッピーちゃん」(好奇心旺盛なミニチュアダックスフンド)もリードを付けず自由に周囲をウロウロしていたそうです。普段は全然大人しくて、そんなに遠くにはいかないだろうと皆さん無邪気に思っていたんですが、その油断が問題でした。

緑豊かなキャンプ場でくつろぐ家族と小型犬
夏のキャンプ場で家族と一緒に過ごすひととき。
ハッピーちゃんも、最初はこんな風にのんびりしていたのかな。

実はそのキャンプ場、すぐ横が少し小高い森になっていて、何とそこに野うさぎが現れたんです!狩猟本能に火が付いたのか、それを見たハッピーちゃん、一目散に森の中へダッシュ、ダッシュ、ダッシュ!

あっという間に姿が見えなくなり、その場にいた全員が唖然…。

Bさん一家は急いでハッピーちゃんを探し始めたんですが、森の中はとにかく広くて、どんどん日が暮れていく中、焦りだけが募る時間が過ぎていきました。

探し回った果てに...

夕方になってもハッピーちゃんは見つからず、ついにはキャンプ場の管理人さんにも相談することに。

幸いそのあたりには同じようなペット同伴キャンパーの方たちが多かったので、大勢で捜索に協力してくれることに。みんなが手分けをして近くの山道や川沿いを調べたそうです。

そして管理人さんから「この森の先に少し開けた草原があるんだけど、そこに動物がよく集まるんだ」と教えてもらい、それが一筋の希望になったようですね。

その話を聞くや否やBさん家族はその草原まで一目散に向かい、なんとハッピーちゃんがそこにいた!

ハッピーちゃんと言えば、皆の心配を全く知らず、嬉しそうに走り回っていたとかですが、Bさん一家は大きな安心に包まれると同時に大反省だったそうです。

「最初にちゃんとリードを付けていれば、こんなことにはならなかったのに」って。

ふり返って思うことと脱走防止

この話を聞いたとき、これは同じキャンピングカー生活をしている仲間たちにも普通に起こり得るだろうと思いました。特にキャンプ場は自然の中ですので、ペットにとっては誘惑がいっぱい。安全な場所だとついつい油断してしまいがちですが、だからこそ「事前の準備」と「注意」は欠かせません。

Bさん一家がそれ以来実践している対策も教えてもらいました。

  • ペット用のGPSトラッカーを首につけることで、もしもの場合でも追跡が可能。
  • ペット用の簡易フェンスを持ち歩いて、キャンプ中でも一定の範囲内で安全に動けるようにする。
  • 普段はリードをきちんと付けた状態で、安全確認ができる場所以外ではリードを外さないようにする。

やはり出てきたGPS。

GPSトラッカーが付いていればまず安心ですが、場所によっては分からないこともあると思いますので、他にもフェンスなどの対策を取れば、より安心ですね。

愛犬や愛猫を安全に自然の中で遊ばせることもできそうです。

3)日常の買い物中にペットが脱走!?

キャンピングカー生活をしている中では、日常の買い物も少し特別なイベントに感じられるんですよね。スーパーや道の駅に行って地元の新鮮な野菜や特産品を選ぶ時間がいつも楽しいです。

ただ、そうした中でも油断は禁物。一騒動に発展する場合もあるようです。

まさか。買い物中に!?

今回はそうした道の駅で偶然話しかけられて意気投合したCさんのお話し。

Cさん一家は我が家と同じく猫のペットを飼ってます。キャンピングカーでいつも一緒というのが超羨ましいですが、それがクロネコの「クロちゃん」。毛は黒色ですが実はネコ種はアメリカンショートヘアーなんです。(初めて見た)

事が起きたのは長野の道の駅。
地元名産のりんごや野菜を買おうと立ち寄った時のこと。

普段クロちゃんは車の中でお留守番。でもこの日は暑い日で、Cさん一家は窓を少しだけ開けたまま車を離れたそうです。わずかな隙間なら大丈夫だと思ったのが甘かったんですよね。クロちゃんがその小さな隙間から外に出てしまったんです。

Cさん一家が戻ってきた時に気が付きます。

「あれ?クロがいない...?」

この瞬間、冷や汗が一気に吹き出したと言いますが、その感覚、ペットを飼ってる人なら誰もが想像できるでしょう。Cさんもすぐに「外に出て探そう!」と焦って車を飛び出し、買い物袋なんてその場にほっぽり投げてとにかく探し始めましたが...

意外な助け船

クロは黒猫なので、小さな物陰に隠れると全然目立たないんですよね。(我が家のクロ猫も同じなので凄くよく分かる)

周辺の人にも声をかけて「黒い猫見ませんでしたか?」と聞きますが、でもクロのことを知っているはずもなく。ただ道の駅のお土産店のおじさんが様子を見ていて、「猫なら裏手の空き地によくいるよ」と教えてくれました。

もしかしたら...

その一言で方向を限って探すことにしたそうですが、Cさんの夫は空き地をそっと見回り、Cさんはクロの好きなカリカリ(おやつ)を揺らして音を立ててるなど、工夫しながら探したようです。

そしてついに草むらの奥でじっとしているクロを発見!見つけた時の安心感といったら「涙が出そうだった」と言ってましたが、本当にそうなのでしょう。

何度も呼びかけて、ようやく近づいてきたクロを抱き上げた、なんて話を聞くと、聞いてる私も「やったー!良かった!」なんて思わず声を上げちゃいました。

鍵と窓の管理は必須!

この件ではCさん一家も凄く反省されたようで、クロちゃんもドライブには慣れていると思って油断したのが大きな間違いの元。車内の環境やちょっとした隙間にもっと気を配る必要があるなと深く感じたのだとか。

その後は以下で、同じことが起きないようにしてるようですね。

  • ペット専用の網付き窓ロックを導入して、隙間から出られないようにする。
  • 買い物中や車内お留守番時は、キャリーケースに入れて安全を確保する。
  • 車内にペット用GPSを用意して、念のための位置確認をできるようにする。

やはり出ました「GPS」。
また「キャリーケースに入れておく」というのも同じです。

実際に何も起こらないのが理想ですが、
こうした備えはやっぱり大切だなと思います。本当に無事で良かったですよね。

まとめ

キャンピングカー生活でのペット脱走事件、いかがだったでしょうか。

どのエピソードも驚きとハラハラが隠せないものですが、もし自分たちのペットが同じ状況になったらと思うと、自然とドキドキとしてしまいます。

「脱走」というのは、ほんの一瞬のスキを突かれて起こるものだということ。高速道路やキャンプ場、さらには買い物中でも、どのシチュエーションでも油断は禁物だなと思いました。

キャンピングカー生活は確かに夢がいっぱいですが、その一方で責任も伴うもの。ペットたちにとっても安心で幸せな場所をつくりながら、大切な家族として一緒に過ごせるように工夫していきたいですね。

ペットと一緒に旅をされている方の参考になれば嬉しいです!

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